2016年10月16日日曜日

レビュー企画 第6回 報告ーーー京都学生演劇祭の「需要と供給」


 京都学生演劇祭2016が終演しました。御来場くださった皆様、ご声援くださった皆様、ご協力いただいたスタッフの皆様、誠にありがとうございました。
 先日、左京西部いきいきセンターでの精算会・振り返り会を以て、京都学生演劇祭2016もレビューされる側の、過去の公演となりました。レビュー企画では次年度以降また他地域での学生演劇祭の運営の参考となることを目指して、振り返り会における議論の記録を残したいと思います。ただし、本記事にあっては小生の私見が多分に含まれていることをご容赦ください。

 副題「京都学生演劇祭の「需要」と「供給」」には、「需要と供給」という視点を持つことが重要であるとの小生の問題提起があります。京都学生演劇祭の地域的特性として、出演団体の多様性をあげることができます。出演団体が多様であるということは、それを観劇する観客も必然的に多様なものになるでしょう。この観客、団体双方の多様性に対応することが常に運営を担う実行委員会には求められます。
 イベントとしては赤字でした。追加徴収が発生し、団体の負担は増加しました。予算の削減などについては今回も隔週の定例会において盛んに議論されてきました。毎年、建設的な議論の上で、解決策を講じる必要があるでしょう。ですが、それには限界があります。最も問題視されるべきなのは、やはり動員目標を達成できていないということです。では、動員を増やすようにはどうすべきなのか。この点は演劇祭のみならずあらゆる劇団が試行錯誤を重ねているところでしょう。
 先述のように、演劇祭の観客は多様です。この多様な観客の需要に対応するために、供給体制を多角化するという解決策は安易であり、リスクもあります。というのは、供給体制を多角化することに耐えられるだけの実力が運営側に蓄積されているかどうかについては、疑問を持たざるを得ないというのが現状なのです。供給体制の多角化というのは、具体的に言うと、チケット料金の設定をより細分化することや、料金の支払い方法を当日精算に限ることなく手売り・当日精算・銀行口座振り込みなど複数用意するといったものがあげられます。団体毎に得意とする売り方は異なるでしょう。それらすべてに対応し、拡散する需要をすくい上げる。そのような方法が果たして現在の運営(特にこれは制作が担う部分ですが)にとって可能なのでしょうか。当日になってトラブルに見舞われる事態は何よりも避けるべきです。今公演でも、当日になってからのトラブルであるブロックの上演が遅れるという事態がありました。そのようにしていくつか取りこぼしながら何とか持ちこたえているという現状にあって、さらなる多角化は危険な選択肢であると言わざるを得ません。
 「各団体がもっと観客を呼ぶ意識を高める」などという意見は愚の骨頂です。今回の振り返り会では、モチベーションを高めるためにチケットバックを増やす、チケットノルマを設定するといった建設的なアイデアも議論されました。ですが、そもそも観客を呼べる限界がすでに見えている団体はありますし、「できる限り、多くの人にみてほしい」とすべての団体が考えているという前提があるとすればこれ以上「意識が高まる」ことはありません。「意識改革」の議論は何の意味も持ちません。
 より多くの観客を集めるための方法に正確な答えはありません。ですが、一つ新しい観点をあげるとするならば、演劇(特に学生演劇)に触れるはずがない層をいかに呼び込むのかという点であると小生は考えます。単にチラシをばらまくだけでは、SNSに淡々と情報を公開するだけでは、娯楽が満ちあふれる現代にあっては多くの人々にスルーされてしまうでしょう。団体ではなく観客にとっての価値と魅力を見出し、理解した上でそれらをどのようにして、アピールしていくのか。そう考えると、何よりも前提となる価値と魅力を見出し、理解する必要があります。レビュー企画はその前提を用意するための企画です。
 また今公演では「架空予約」対策に万全を期すための方法に議論が集中しました。議論の結果、「予約の際に住所といった個人情報を入力させる」という方策をとりました。これは今公演における大きな反省点でした。個人情報の取り扱いは一般に警戒されるものであるという考えが欠如していたのです。このことについては提案した運営にも承認した全団体にも責任があります。次年度以降、架空予約を防止しつつも動員を増やす、観客が来場しやすい方法を議論する上で、間違いなく記録しておくべき点であることは自明でしょう。
 供給側の質に根本的に関わる舞台/会場についても、議論がありました。去年に引き続き、会場は吉田寮食堂でした。京都学生演劇祭は既にART COMPLEX 1928、旧立誠小学校を経て二度の会場変更を経験しています。吉田寮食堂にも演劇祭の会場としてのデメリットはあり、次年度以降も吉田寮食堂が必ず使えるという保証はありません。常により演劇祭にとって好条件な会場の可能性を模索した上での選択であるべきです。
 具体的な問題として、役者の足下が見えにくいという問題がありました。再三舞台監督・運営からの忠告はあったものの、多くの団体が特別な対策をとることなく本番を迎え、審査員の講評でも足下が見えにくかったことについて指摘がありました。各団体の上演の質を高めるためにも、この点について議論する必要があるでしょう。
 また振り返り会では、現在のリハーサルの制限時間では上演の質を高めることに限界があるとの指摘もありました。リハーサル時間は全団体一律で二時間です。この時間内で絵づくり、場当たり、音響、ゲネといった通常一週間で行う作業を終わらせなければなりません。無論長くすればそれだけ質が高まる可能性はありますが、劇場を抑える期間、管理スタッフの人件費といった固定費が増大します。運営にはリハーサル時間を極大化する努力義務はありますが、団体側にも設定された時間内で質を高める作品づくりをめざす義務はあります。団体、運営が互いに納得した上での時間設定であるべきです。さらに、リハーサル時間は参加団体の数によっても変動します。毎年議論するという時間を削減するならば、参加団体に制限を設けることが明確な解決策ではあります。ただ、そこまで「強気」になれるほど京都学生演劇祭の地位は高くないというのが現状でしょう。
 出演団体推薦枠については、各団体が推薦理由を添えてのものでしたが、基準が揃っていないとの指摘がありました。各団体が他団体をどのように観たのか、他では見られなかった評価を見ることができたことは収穫ではありました。基準が揃っていないこと自体は問題ではありません。基準を揃えないことに演劇祭としての意図があったのかどうかが議論すべき点です。
 出演団体推薦枠は先例がありません。全国学生演劇祭との関わり(通常の枠と「前年度優勝枠」そして動員の増加等を目的とした「開催地枠」)で、京都は三枠の出演枠が与えられていました。この三枠目を京都学生演劇祭としてどのように処理するのかについては当初より盛んに議論されました。一五団体中全国に進める団体が三つあるのは「多い」という主観的な感覚をぬぐい去ることができなかったのです。他の地方の演劇祭にも意見を求めましたが結局のところは京都学生演劇祭の判断に委ねられることになりました。定例会では、来年度以降、三枠が与えられた場合に我々のとる姿勢が先例となるという指摘から三枠目は放棄せず、何らかの方法で選定するということになり、最終的に今回の推薦理由を添えた上での出演団体推薦枠ということでまとまりました。一つの地方で三枠という状況は多発する可能性は低いですが、全くあり得ないことではありません。各団体の自主性を重んじるという今回の方向は先例として機能することが期待されます。

 以上、京都学生演劇祭2016の振り返り会における議論の一部を報告しました。これ以外にも改善すべき点あるいは改善された点は多く見られます。現在の立ち位置を見極めた上で、今後さらなる高みを目指して運営・団体ともに精進し、価値あるイベントとして認められる不断の努力が求められるところです。

<京都学生演劇祭2016より読者の皆様へ>
 レビュー企画では、京都学生演劇祭に過去に参加した経験のある方のインタビューや寄稿を募集しています。一人でも多くの方にご意見・お話をお伺いしたく、是非ともご協力をお願いいたします。

連絡先はこちら↓
Mail:kst.fes@gmail.com
タイトルに「レビュー企画(お名前)」と明記願います。


京都学生演劇祭企画スタッフ
劇団なかゆび主宰
神田真直

2016年10月1日土曜日

第五回 レビュー企画 点から線へ ーー第二回実行委員長、玉木青


はじめに
京都学生演劇祭2016が先日終演した。多くの人との出会い/交流は小生にとって価値あるもので、演劇祭を支えてくれたすべての人に感謝しつつ、この価値あるイベントが今後も継続されるためにレビュー企画はある。小生の怠惰のなすところにより、前回から期間を大きく空けたことについてここでお詫び申し上げたい。
    本企画の予定としては、2月に開催される全国学生演劇祭までに、この企画の終了と「理念の設定(明文化)」といった次段階への移行を目指す。
    第五回は玉木青氏。京都学生演劇祭2012の実行委員長である。点から線をつくる営みの困難さは当時既に認識下にあった。2016年、我々が直面する問題の始原を振り返っていこう。

点から線へーーー継続的な活動の障壁

 京都学生演劇祭は初めから継続的な開催を志向していた。だが、このことには障壁があった。すなわち、学生が学生である期間は限定されており、年を越えた継続的な活動はことは困難である。そうなると必然的に発起人、沢が担う部分は多くなる。玉木は、第二回の京都学生演劇祭の実行委員会で前年を知る数少ない学生の一人であった。現在も、前年度から継続して運営に携わる者はごく少数である。
 第二回は、「マニュアルというほどのものではないが、第三回に向けて引き継げるものをつくろうという問題意識は存在していた。」レビュー企画につながる問題意識は第二回には既に生まれていたのである。そして、引き継げる体制を整備するための方策として「サークル化」が挙げられていた。
 演劇祭の実行委員会は、開催後は解散状態となり限られた委員と沢が次年度への引継を行い、繋がれてきた。活動拠点と呼べる場所はなく、前年の開催から次年の開催までは宙吊りの空白期間となる。開催の熱気もここで冷え込んでしまう。
     京都大学には11月祭を運営するサークルがある。文化祭を運営するサークルは多くの大学にある。先例も多い中で、サークルのような組織として活動していくことで、引継などで、宙づりにされることもなくなるのではないか。だが、この問題意識は問題意識に留まり、実行されることも以降議論が深まることもなかった。
 年に一度のイベントだけではモチベーションを保つことが困難である。演劇祭終演後にも活動を継続する企画を立て、実行する必要があるだろう。このことについては、合田団地氏へのインタビューで新たな可能性が見いだせたので、氏の回に譲ることにする。
 玉木は京都大学を拠点に活動する劇団愉快犯の創立メンバーの一人である。創立で培ったものを活かして、演劇祭を長として率いた。より正確に言えば、創立で培ったものしかなかったといってもいい。だが、それは玉木に限ったことではない。沢も玉木も、誰もが限られた情報、技術からどうにかして、やっていく他ないのである。だからこそ、後代に残るものを少しでも増やしていく不断の努力が必要なのである。


京都学生演劇祭を支えるスタッフ

 演劇祭のようなイベントには、運営だけでなく設営等を担うテクニカルスタッフの存在が必要不可欠である。第2回も手探りの部分が多かったという。当時も今も、テクニカル面でのスタッフに関して運営にとってのストレスは殆どないといって差し支えないだろう。複数の団体それも普段は大学の施設を独自に受け継がれた方法で使用する団体が、一つの劇場に集まり、上演することの困難を乗り越えられてきたのは、実は舞台監督、照明統括、音響統括といった経験あるテクニカルスタッフの支えがあってこそのものである。彼らの中には第1回から今年の6回目まで演劇祭に関わり続けている者もいる。彼らの担う役割は特殊なものであり、沢と同様に他の誰かに容易に代行できる役割ではない。玉木は「奇跡的な人材に支えられて成り立っているところがある」という。
 テクニカルスタッフについて、学生で補うことはできないかという議論があった。だが、それは全く現実的ではない。テクニカルスタッフは安全面に関わるところがあり、軽視すれば取り返しの付かない事態も想定できる。それでも、京都学生演劇祭2016では少しでも学生で補うことができるよう当日の音響・照明の管理は学生で賄うことになった。これには予算を抑えるという側面もあるが、それ以上に学生が担う幅をできる限り増やすべきであるという運営の方針もあってのことであった。テクニカルスタッフが軸を固め、学生でも担える部分は学生が担うというのが現状である。
 演劇祭におけるテクニカルスタッフの現状はベストかと言えば、ベストとは言い切れないところがある。具体的個人に依存することのリスクは無視できない。「その人」が何らかの事情でいなくなった事態の対応が難しくなるからである。沢の存在同様に、具体的個人に依存するよりはある程度システム化しておく必要があると玉木は言う。受注する側にしっかりしたものがあれば、このリスクは軽減できる。つまり、「何をしてもらいたいのか」を明示できる体制を構築する必要がある。
 参加団体、実行委員会、テクニカルスタッフなど演劇祭は多くの人が様々な仕方で関わっている。沢を筆頭に、年次毎に入れ替わる学生たちによって混沌の中で運営されてきた。今回のインタビューでは運営についてそれもかなり実務的な問題が俎上に載った。実行委員会はすべてを統括する立場として、テクニカルスタッフのあり方についても見つめ直す必要があるだろう。


玉木青
Twitter @tamakisei
1991年、京都市・岩倉生まれ。2010年、京都大学在学中に劇団愉快犯を設立。京都学生演劇祭、『水曜どうでしょう』ディレクター陣による講演会などを企画・運営。出版社勤務を経て企画編集、執筆、地域活性、文化創造のための居場所、イベントづくりに参画する。10月22日、23日に元・立誠小学校にてショーケースイベント「よろしくご笑覧ください」開催予定。

<京都学生演劇祭2016より読者の皆様へ>
 レビュー企画では、京都学生演劇祭に過去に参加した経験のある方のインタビューや寄稿を募集しています。一人でも多くの方にご意見・お話をお伺いしたく、是非ともご協力をお願いいたします。

連絡先はこちら↓
Mail:kst.fes@gmail.com
タイトルに「レビュー企画(お名前)」と明記願います。


京都学生演劇祭企画スタッフ
劇団なかゆび主宰
神田真直

2016年9月11日日曜日

京都学生演劇祭2016 終了しました。結果発表。

『京都学生演劇祭2016』終了しました。
ありがとうございました。

8/31~9/5の6日間、14団体が3ステージずつで、全42ステージ。
すべてが終わりました。

ご来場いただいた皆様によって成り立った演劇祭であったと、感じております。
本当にありがとうございました。
 

ここで、結果をもう一度!

◎京都学生演劇祭賞
※ご来場いただいたお客様の採点によって決定。

幻灯劇場



◎審査員特別賞
※三名の審査員(市川明氏、村川拓也氏、森山直人氏)によって決定。

劇団なかゆび




これらに加えて出演団体の投票によって決まる【出演団体推薦枠】というのがございまして、9月下旬に発表します。
受賞した3団体は、2月のロームシアターで行われる全国学生演劇祭へ進みます。

 
ではでは観客投票の順位を点数とあわせて発表します。

1位 幻灯劇場 8.07点(-0.2点)
2位 劇団西一風 7.51点
3位 雪のビ熱 7.31点
4位 劇団月光斜 7.21点
5位 劇団べれゑ 6.52点(-0.3点)
6位 スーパーマツモト2 6.38点
7位 青月ごっこ 6.36点(-0.1点)
8位 遊自由不断、6.08点
9位 劇団速度 5.93点
10位 劇団月光斜TeamBKC 5.92点
11位 劇団未踏座 5.88点
12位 劇団なかゆび 5.84点
13位 劇団紫 5.09点
14位 ソリューションにQ 4.23点(-2.6点)

(括弧内のマイナス点は、制限時間超過のペナルティーです。1分超過ごとに-0.1点、3ステージ分を合計したものを減点しています。)

以上です!  審査員や観劇レポーターの講評は9月下旬に公開します。お待ちください。 


演劇祭、とても楽しかったです。

楽しかった楽しかった楽しかった~!

また、やりたいな。やろう。

来年もお楽しみに。

京都学生演劇祭2016 実行委員会

2016年8月30日火曜日

京都大学吉田寮食堂への道のり紹介 (神宮丸太町駅出発)

京都大学吉田寮食堂への道のり
(最寄りの京阪神宮丸太町駅出発)
※いろんな道のりがありますが、一例を紹介します♪


①5番出口にでます。



②鴨川沿いに北へ歩きます。
 



③近衛通りに到達します。

④右に曲がって、東へまっすぐ歩く。

⑤東山近衛の交差点に着きます。

⑥左のほうへ目を向けてください。入り口が見えました!ここから入ってください。

!この看板が目印です!





2016年8月23日火曜日

ブログジャック企画 記事一覧 (まとめ)

『ブログジャック企画』終了しました。

約2週間にわたって、出演団体が日替わりで公式ブログを更新!ジャック!

一挙にまとめましたので、気になる記事にアクセスしてくださいね~!

この機会に、気になる団体を見つけてください。

〈Aブロック〉

・劇団未踏座

劇団未踏座 演出BIG-Bより

劇団未踏座です。


・劇団なかゆび

「なかゆびムーヴメントⅠ ーーテロリストという<人間>は何を考えているのか」

「なかゆびムーヴメントⅡ ーー学生劇団を問う」

「なかゆびムーヴメントⅢ ーー笑の内閣」

「なかゆびムーブメントⅣ ーー庭劇団ぺニノ、ダークマスター」

「なかゆびムーヴメントⅤ ーー地点、ファッツアー」 

「なかゆびムーヴメントⅥ ーーキャッチコピーに込めた思い」

「なかゆびムーヴメントⅦ --Aブロックについて」


〈Bブロック〉

・雪のビ熱

《雪のビ熱ブログジャックぅうううプリンが食べたいの巻》 

《雪のビ熱ブログジャックぅう》


・劇団月光斜

AM 5:00  【劇団月光斜 季節外れのエイプリルフール企画】

AM 6:00  【目覚まし体操】

AM 7:00  【何事もチャレンジ!】

AM 8:00  【発声!?!?】

AM 9:00  【その頃BOXでは】

AM 10:00 【ちょっとここらでブレイクタイム】

PM 1:00  【お昼寝タァァイム!!!】

PM 2:00  【まだ、昼間。】

PM 4:00  【ミーティングにて】

PM 5:00  【愛情!!!】

PM 6:00  【演出の愛】

PM 7:00  【舞台班の日常】

PM 8:00  【照明班だっていいところ☆】

PM 9:00  【エチュード?】

PM 10:00 【終わりのミーティング】

PM 10:30 【ラストを飾るのは】

PM 11:00 【最後の投稿】

【おまけ☆】




 ・劇団べれゑ

①自己紹介!!

②金沢からなんで京都学生演劇祭に参加するのか!!??

③ 劇団べれゑとは!!!?


⑧キャストとスタッフ!!

⑨キャストコメント!!

⑩キャストコメント!!その2

⑪キャストコメント!!その3
⑫最後に!演出家コメント!!
〈Cブロック〉 

・劇団西一風 

【劇団西一風】はじめまして

【劇団西一風】こんにちは 新入団員です( ^ω^ )

今日は西一風がジャック中
 

【西一風】京都学生演劇祭

【劇団西一風】こんばんは

はじめまして


こんばんは

【劇団西一風】こんばんは


・遊自由不断、 

遊自由府不断、ブログ

遊自由不断、ってどんな感じ?

遊自由不断、結成秘話な感じ


遊自由不断、ってどんな感じ? スタッフver.


・ソリューションにQ

ソリューションにQです




・幻灯劇場 

広報のたちばなですこんばんは

【幻灯劇場】広報のたちばなですこんばんは


・劇団紫


【劇団紫】ヘッドスライディング!ギリギリ…


〈Eブロック〉

・青月ごっこ

【青月ごっこ】って結局どう読むねん


・劇団月光斜TeamBKC

ちょっと思っていることをつらつらと。



〈京都学生演劇祭2016 公演情報〉

8/31(水)~9/5(月)
@京都大学吉田寮食堂
1ブロックのチケット料金(前売)
学生:1200円 一般:1700円

ご予約はどうぞこちらへ↓
https://ticket.corich.jp/apply/75391/

詳しい情報はHPへどうぞ↓
http://kst-fes.jp/



 





2016年8月19日金曜日

レビュー企画 第4回 演劇祭で活躍すると女が抱ける ―――寄稿、丸山交通公園

(はじめに)
 月面クロワッサン作道雄氏に続く、寄稿。今回は丸山交通公園氏にいただいた。第1回の演劇祭参加者の思い入れは皆かなり強烈な印象を受けます。彼の口からは、京都の演劇における確かな「リアル」の一端が語られています。(京都学生演劇祭2016企画スタッフ・劇団なかゆび主宰/神田真直)

演劇祭で活躍すると女が抱ける。
私は声を大にしてこう叫びたい。
第一回京都学生演劇祭。私は京都産業大学演劇部・劇団actを率いる形で参加した。
当時、私たち劇団actは完全に腐っていた。
京都市北区の辺鄙な土地にある三流大学の演劇部の芝居など誰も見にこない。
それでも我々劇団actの劇団員は立命館大学に出向いては月光斜や西一風を観劇し。同志社大学に出かけていって演劇集団Qや第三劇場、京大を訪れて劇団ケッペキ。時には伏見深草龍谷大学、劇団未踏座にまで出かけていって観劇するものの、それらの劇団の人々は全く我が劇団actを観に来ることは無く。歯牙にもかけない、認識されない、完全なる黙殺。
見に来る客といえば父、母、祖父、祖母。
はっきり言って我々はいじけてくさってあきらめていた。
自分たちの面白いと思うことをやってはいるものの、こんなふうな環境ではどうしようもない。と。
ある時などはお客様4名の前で、亀甲縛りで「僕をこの会社で雇ってください」と叫んだ男がベルトでシバかれてのたうち回るなどという本当に愚にもつかないコントを広いホールで上演し、こだまする叫び声、押し黙る客席、えげつない空気。
でっけえトラウマを出演者、そして4人の観客に強いたこともあった。
いや。このようなことがしばしば起こっていた。
なにやら鬱屈とした気持ちが劇団actを覆っていた。
そんな時に降って沸いた学生演劇祭ばなし。
私は即座に思った「乗らいでか」
団体内での政治を行い、出場反対派をねじふせ、心やすい仲間を独自に選抜。
それまで重ねてきたコント公演の中から世に問いたい作品を選抜。万全の体勢を作り上げ、勇躍、春来たらんとするART COMPLEX 1928に我々劇団actは乗り込んだ。
私は緊張していた
良いキャスト、そして脚本。自分のおもしろいが詰まったコント集になっている。なっているからこその恐ろしさ。
こういった自分の面白とのシンクロ二シティをしっかりと保持する演目が、お客様に否定される、滑るということは、自分の面白が世界に通用しない。その面白は京都市の極北、京都産業大学の山猿の独りよがりということになってしまう。
この演劇祭という晴れの場で必ず武勲を挙げるのだ、というはやる気持ち、そして、自分の面白が真っ向から否定されるかもしれぬ恐れ、この二つがない交ぜとなり、非常に強い緊張を持ったまま本番を迎える。
果たして本番、一本目「三者面談」というコント。まずまず受ける。
2本目「愛の劇場」というコント。
このコントはただただスケベなマンガをさだまさしの名曲にのせて朗読するだけのコント。
正直言って、滑る可能性のあるコントだ。下ネタだ。下ネタを大声で叫び回るネタだ。しかしそれだけにはまったら強いコント、どう出るか。私は正直不安だった。
結果、大爆笑と言っていいであろう笑いが客席から巻き起こったのである。
そして。コントのオチがばちっと決まって暗転し、3本目のコントへの転換中に客席からは拍手拍手拍手。
私は転換音楽の「ラブストーリーは突然に」が流れる中、静かに涙を流す。
ああ、私たちのやってきたことは、私たちが4人のお客様の前でやってきたことは間違いでは無かった、私たちは面白いことをやっていたんだ、私たちは面白い人間なんだ。そんな感情が脳内に渦巻いて涙を禁じ得なかった。
他のコントも上々に面白がっていただき、僕は劇団紫の合田団地氏とともに個人賞をいただくことになったのである。
演劇祭の打ち上げ会場、私に様々な人が話しかけてくれた。降り注ぐのは賞賛の言葉。
「すごかった」
「やばかった」
「面白かった」
そして祭りの空気と安酒に酔っぱらったサブカル演劇女にしなだれかかられ「本当に面白かったです、好きです」なんてことを言われる。
面白で、演劇で女に好きなんて言われると私は思っていなかった私はもう演劇に、面白に夢中になって、今に至るまで演劇を続けているのである。
実際、私は京都学生演劇祭がなければ演劇をやめていただろう。
演劇をやめていたらどうなっていたか。
当然女を抱けたりはしない。就職が上手くいかず、親戚のコネでなんとか正社員になり、ろくでもない行き遅れた浮気などを許さぬ鬼婆と結婚をし、インポテンツになり、死んで行くことになったに違いない。
しかしながら、私は演劇祭のおかげで演劇をやめなかった。そして、細かいところは割愛するものの、演劇をしていなければ抱けないような女と色々なことができたりしている。そこまでたくさんしていないけど、まあ、している。他の人と同じくらいは、いや、他の人はもっとしている。でも、僕もできている。
さあ、クソみたいな演劇生活を送っている君よ、ひいてはクソみたいな演劇生活を送らざるを得ない状況に追い込まれているクソみたいな人生を送らざるを得なかった君よ。
君の面白さ、凄さ、楽しさ、そういったものを世に問うチャンスがついに来た。
このチャンス、生かさない手は無いでしょう。生かして、演劇生活を、ひいては人生を大転換させてくれ、君よ、分不相応な女が抱けるんぞ!君よ、演劇祭で女を抱け!

というような一面もこの演劇祭には確実にあります。
様々なきっかけになったり、経験になるイベントです。
自分の人生にモロに影響を与えることだって可能な、そういう刺激的なイベントです。
そんなイベントに出会うことはあまり無いです。ここ3年ほど、外部の人間として全ての演目を観劇していますが、毎年その気持ちは強くなってきています。
京都にこういうイベントがあるということ、これを奇貨と置かずして何としましょう。
参加する方々にはそういうイベントに一体どういう心持ちで挑むのか。それを真剣に考えてみて欲しいです。楽しむのもいいでしょう。何かのきっかけにするのもいいでしょう。自分の才能に見切りをつける場にだってなると思います。一夏を仲間と一緒にだらだらすごすんだっていい。
選んでみてください。人生を通り過ぎていく京都学生演劇祭というイベントをどういうふうに過ごすのか。
どういう風に過ごすのかを真剣に考えてみてもいいようなイベントだと思います。
そしてその考えに誠実に演劇祭を過ごしてみてください。
そうするとドラマが生まれます。
舞台上で起こるドラマと(ポストドラマやったりもするんで演劇はややこしいですが)舞台の奥で、劇団で、友人同士で、個人で、起こっているドラマと。この二つのドラマがかけ算になると、ものすごく強度のある娯楽にこの京都学生演劇祭というイベント自体が昇華されると私は考えるのです。
日本国民が高校野球のプレーにドラマを感じざるを得ないように、学生の演劇は、それぞれの人間のドラマを背負った演劇は、人々を熱狂させずにおかない魅力がある。
この魅力は演劇をやっている人間だけではない、新聞配達のおじさんも、主婦も、中学生も熱狂させることができると私は思います。
京都学生演劇祭、そして全国学生演劇祭が、そういったイベントになって行って欲しい、そうなる器は兼ね備えていると私は確信しているのです。
ムーヴメントは、すぐそこまで来ているように思います。
起こしましょう。ムーヴメント。

〈京都学生演劇祭2016 公演情報〉

8/31(水)~9/5(月)
@京都大学吉田寮食堂
1ブロックのチケット料金(前売)
学生:1200円 一般:1700円

ご予約はこちらへどうぞ↓
https://ticket.corich.jp/apply/75391/

詳しい情報はHPへどうぞ↓
http://kst-fes.jp/




2016年8月18日木曜日

レビュー企画 第3回 高田斉ーーー『とまる。』書き留めの先人

第3回 高田斉ーーー『とまる。』書き留めの先人
 第 0回で明言したように、この「記憶の書き留め」は懐古主義を意図するものではない。温故知新の精神の下、演劇祭自身が親である沢大洋の手を離れ、自立して いくためのアイデンティティーの確立を意図している。できうる限り数多くの視点が必要である。そこで今回は、ここまでとは違った視点を取り入れるべく、演 劇フリーペーパー『とまる。』の代表を務めた高田斉氏に取材を申し入れた。彼は現在、東京に在住とのことでスカイプを通じてのインタビューになった(以 下、敬称略)。


季刊演劇情報フリーペーパー『とまる。』

 すでに第1回で述べたように、同フリーペーパーは京都演劇界において強い影響力を持っていた。『とまる。』は、如何にして刊行にいたったのだろうか。
 高 田が最初に疑問に思ったのは、動員数では測れない演劇の価値についてだった。自身が面白いと感じる演劇は、いわゆるエンタメ志向の作品ではなかったからで ある。社会や人間への深い洞察に裏打ちされ、見るものに新しい気付きをもたらしてくれる作品を彼は求めていた。そして、作品の持つ社会への洞察を明らかに する言葉がなければ、演劇が公共的な価値を持つことは出来ないと思っていた。
 彼が『とまる。』を発刊する契機になったのは、韓国では小劇 場が集まるストリートがあり、そこの情報を一つにまとめた冊子があるという話を聞いた時だった。高田は日本にも韓国の手法を取り入れ、京都の演劇情報を一 つにまとめて参照できるガイドブックを作ろうと思い立った。こうして『とまる。』の刊行は始まった。京都というコンパクトなまちなら情報の集約は可能だと 彼は考えた。大学4回生だった彼はまず身近な学生劇団の新歓公演を網羅し、まとめた。これから学生劇団に入ろうという大学1回生向けのものだった。『とま る。』は学生演劇の情報を一つにする試みからスタートしたのである。
 『とまる。』は2008年から2012年4月までの4年間、季刊で 15号に及んで続いた。第2号にはフルカラーになり、第3号では『tomaru.』から『とまる。』に変更された。当時の小劇場のメインストリームは「ア トリエ劇研」「ART COMPLEX 1928」だったと彼は思い返す。その中で「ART COMPLEX 1928」プロデューサー(当時)・高畠の応援は彼にとって単なるバックアップ以上の精神的支柱になったという。刊を重ねていく中で、少しずつ活動の支援 者が現れた。ART COMPLEX 1928をはじめ、アトリエ劇研、京都舞台芸術協会、KYOTO EXPERIMENT、京都府立文化芸術会館などが徐々に広告を出すようになり、アルバイトで制作費を賄う彼を広告収入という形で支援した。彼は京都の演 劇人へのインタビューから京都独自の演劇文化をアーカイブすること、三田村・阪本の連載から関西演劇史を紐解き現在を相対化すること、対談の特集やピック アップ記事を通じて、「それでいいのか?」と問い直し続けること、を続けていく。時にはクロスレビューという演劇に点数をつける企画というエッジの利いた 試みも行い、賛否両論を生んだ。全ては独立した「京都演劇」の存在を示し、その文脈を形成するためだった。


第一回京都学生演劇祭を観て

 高 田は、第1回の京都学生演劇祭(以下、演劇祭)に、当初から強い期待を抱いていた。彼は、これからの主流は芸大出身者の手によって作られ、学生劇団あがり の劇団は淘汰されていくだろうと予想していたが、自身もまた学生劇団畑の人間であり、その潮流が途絶えることを望んではいなかったからである。
 そ のため「とまる。」誌上においても、沢と当時の実行委員長だった中岡(劇団月光斜)へのインタビューを掲載した。見出しは「十年後の京都演劇を見逃す な」。どんなことになっても10年は続けたいという沢の言葉に、これは学生が試される場であるだけでなく、京都の小劇場そのものが試される場だと直感し た。京都小劇場界の特殊事情として、少なくとも90年代から00年代まで、活動する劇団の多くが学生劇団を母体に発展してきたからである。学生劇団の 「今」を知ることは小劇場の未来を知ることだったのである。演劇祭では学生劇団の「今」を眺望することができる。
 当時の演劇祭は、学生演 劇における個人間、団体間の交流という横の軸と若手育成という縦の軸で動いていた。今年の演劇祭は、中間発表会や合同稽古など横の軸がより強く意識されて いるが、当時は縦の軸がより重視されていたようである。若手育成という縦の軸における沢の試みとして注目されるのは、柴幸男によるワークショップである。 2010年に岸田國士戯曲賞を受賞した彼の演劇は京都にはない作風で、この刺激を京都演劇界に与えたようとしたという点で画期的な試みであったという。
 だ が、高田は京都学生演劇祭の中でも、意識的・戦略的な劇形式を提示してみせた劇団紫の合田や劇団西一風の市川が賞に引っかからなかったことに違和感を覚え たことも事実である。「演劇なるもの」の先入観にとらわれず、「この方法/形式でしか喚起させられない感覚・思考をもたらす劇」の開発は明らかに才能であ るが、それが見過ごされている。怒りを覚え、沢にも審査員賞の必要性を訴えた。演劇祭が到達点になってはならないと彼は考えていた。彼が意識するのは、学 生劇団の「今」から見える小劇場の未来である。そこで彼はそれまで先輩に当たる演劇人へのインタビューを軸にしていた「とまる。」の巻頭インタビューで、 合田と市川の対談特集を組んだ。才能ある若手を紹介していく必要を感じたのである。同時に、勤務先だったアトリエ劇研の共催企画として、次世代育成を志向 するGEKKEN ALTENA ART SELECTIONを、当時のディレクターであった田辺に提案し、実現した。同企画のHPより、彼の言葉を引用しよう。

 「演 劇の、しかも小劇場の面白さとはなんでしょうか。僕はいつもそこのことを考えます。・・・・・・・アトリエ劇研のような小劇場で僕は何を見たいのか。新し さと可能性。いまの僕らの感性の殻をぶち破り世界に斬り込む新しい感性。それは単なるコンテンポラリー(現代)ではなく、時代の流行の外から現れる化物= オルタナティヴです」
 「2011年2月に開かれた京都学生演劇祭。ここでひとりだけ明らか違う質の作品を作った演出家がいました。西一風 の市川タロ。・・・・・・この小さな小劇場で感性の転覆を目論見たいと思ったのです。僕は見たい。時代の潮流とは関係なく、それでもなお自らの感性におい て世界を転覆させるオルタナティヴ=化物を。感性の新しい可能性へ向けて」

 高田は明らかに未来を斬り拓こうとしていた。演劇祭にもそれを求めていたのではないか。そして、それは今も求められていることではないか。演劇祭は到達点ではない。次世代を担う演劇人を見出すことが演劇祭に常に求められている。彼に取材する中でそう感じられた。



演劇祭の理念/未来について

 高 田は現状を把握した上で理念を形成すべきという。その現状というのは、ここ数年ではなく、10年・50年単位で見た今日の京都小劇場の有り様を指す。その 上で、今後10年の演劇をどう形づくっていくのかを議論しなければならない。その議論に多様な人達を巻き込んでいくプロセスを構築していくことこそ、何を 理念とするかよりも重要だと言う。
 彼が演劇祭を見ていたのは、第1回のみであるが、東京から見ていても、企画の面では少しずつ改善されつ つある印象があるという。演劇祭は、順調に前進しているのである。沢にこのようなプロデュースができるイメージはなかったと彼は言うが、今年で6回目を迎 え、2016年には第1回全国学生演劇祭にまで漕ぎ着けた。

「沢さんはド直球、ドまじめ」
「情熱、ちょー大事」

 イ ンタビューの間、高田は常に冷静沈着に小生の拙い問いかけに丁寧に応じてくれていた。ただ、この言葉からは高田自身の受けた強烈な衝撃が感じられた。取材 はしばしば脱線し、より広い視野で京都演劇界を捉えることができた。すべての内容を掲載したいところではあるが、小生の力不足から企画の主旨とそれを結び つけて語ることができず、別の機会に譲らざるを得ないことをお詫びしたい。

 理念設定に向けて、新たな課題が提出された。言われてみれば当然のことであるが演劇祭だけを見ていても、材料が不足しているのである。この企画ではひとまず演劇祭に焦点を当てている。いずれ彼が提出した課題にも挑戦できる日がやってくることを目指したい。

京都学生演劇祭企画スタッフ
劇団なかゆび主宰
神田真直


【高田斉】
立 命館大学在学中の08年「演劇から/で立ち止まり考える」をコンセプトに京都の演劇情報をまとめたフリーペーパー「とまる。」を創刊。09年からアトリエ 劇研制作室所属。同年より前田・築地とともに、tabula=rasaにて演出活動を展開。12年より座・高円寺付属の劇場創造アカデミーに入所し、14 年に修了。現在は〈渋革まろん〉に改名し、「無用なモノたちを祀る」ことをコンセプトに「トマソンの祀り」の開発・普及活動を展開中。


【参照URL】
http://fringe.jp/topics/casestudies/20090922-5.html
http://www.gekken.net/alterna/intro.html


<京都学生演劇祭2016より読者の皆様へ>
 今回のレビュー企画では、京都学生演劇祭に過去に参加した経験のある方のインタビューや寄稿を募集します。一人でも多くの方にご意見・お話をお伺いしたく、是非ともご協力をお願いいたします。
連絡先はこちら↓
Mail:kst.fes@gmail.com
タイトルに「レビュー企画(お名前)」と明記願います。

〈京都学生演劇祭2016 公演情報〉

8/31(水)~9/5(月)
@京都大学吉田寮食堂
1ブロックのチケット料金(前売)
学生:1200円 一般:1700円

ご予約はこちらへどうぞ↓
https://ticket.corich.jp/apply/75391/

詳しい情報はHPへどうぞ↓
http://kst-fes.jp/